OQT(オリンピック世界最終予選)が終わりました。女子はオリンピックに出場決定、男子は落選。。。女子はオリンピック本線でも頑張って欲しいものです。
さて、オリンピックの前に全日本代表はワールドリーグ、ワールドグランプリという大会があります。
それぞれどんな大会なのかご紹介しておきましょう。
ワールドリーグとは
概要
ワールドリーグは男子バレーボールの世界大会です。全36カ国が出場する大きな大会です。2016年で第27回目の開催となります。
実力別にグループ1〜3に分かれます。日本はグループ2。世界の中位レベルが集まるグループです。
予選ラウンドから決勝ラウンドまで、約1ヶ月かけた長丁場の戦いです。試合期間中の修正能力や、選手層の厚さを試される大会ですね。
以下は、日本が属するグループ2についての詳細です。
期間
予選ラウンド:6月17日〜7月3日
決勝ラウンド:7月13日〜7月17日
試合形式
予選ラウンド
全12カ国。4チーム3プールのリーグ戦を3回します。つまり、全9試合となるので、全チームと当たるわけではありません。上位の5チームと開催国(タイ)が決勝ラウンドに進みます。
決勝ラウンド
6カ国での総当たり戦です。
出場国
日本、オランダ、カナダ、フィンランド、チェコ、キューバ、
ポルトガル、韓国、エジプト、スロバキア、中国、トルコ
ワールドグランプリとは
概要
ワールドグランプリは女子バレーボールの世界大会です。アジア地区のバレーボールの発展を目的とした大会で、世界の28カ国が出場します。2016年で第24回目の開催となります。
実力別にグループ1〜3に分かれます。日本はグループ1。世界の強豪が集まるグループです。
男子のワールドリーグと同じく、予選ラウンドから決勝ラウンドまで、約1ヶ月かかります。日本女子の予選ラウンドでは、オリンピック開催地のリオデジャネイロでのブラジル戦も行われます。オリンピックへの良い前哨戦になりそうですね。
以下は、日本が属するグループ1についての詳細です。
期間
予選ラウンド:6月10日〜6月26日
決勝ラウンド:7月6日〜7月10日
試合形式
予選ラウンド
全12カ国。4チーム3プールのリーグ戦を3回します。つまり、全9試合となるので、全チームと当たるわけではありません。上位の5チームと開催国(タイ)が決勝ラウンドに進みます。
決勝ラウンド
6カ国での総当たり戦です。
出場国
アメリカ、ロシア、ブラジル、中国、イタリア、日本、
ドイツ、セルビア、タイ、べルギー、トルコ、オランダ
ワールドリーグ、ワールドグランプリに期待すること
女子はオリンピックの良い前哨戦になるはずです。若手にとっては世界大会を経験する良い機会です。チームの完成度を上げること、若手に経験を積ませること、ケガのある選手は休ませること。その上で好成績を取って欲しいと思います。
男子はオリンピック出場を逃しましたが、若手を積極的に使い未来を感じさせる大会にして欲しいと思います。ケガをしている選手は出場辞退して、治療に専念してください。それでも決勝ラウンド出場、グループ2では優勝できるくらいの力があることは示して欲しい。
2020年は東京オリンピック。長期的な計画でチーム作りをして欲しいものです。