4年ぶりにガッツリとバレーをしました。
単に体力が落ちただけならいいんですけどね、いろんなところに不具合が起きました。
- レシーブで腕が痛い
- 指の先のあかぎれ・ひび割れ
- 手が腫れる、内出血
- 筋肉痛
考えてみると、これらは初めてバレーをした人、あるいは久しぶりにバレーをした人にしか起きない症状なんですね。
もし「バレー始めたけど、こんなに腕が痛くなるなら続けられない」と思った方がいたら、それは一時的なことだよ、と教えてあげましょう。
アンダーハンドレシーブで腕が痛い・内出血も
アンダーハンドレシーブ(以下、レシーブ)はバレーの基本プレー、練習でも数多くするプレーですね。このプレーは両腕の内側で手首から肘の間にボールを当てるのですが…
痛い!!!
体育でバレーを経験した人は分かると思いますが、何度もレシーブするとめちゃくちゃ腕が痛くなります。内出血して青あざができます。ひどい人はミミズ腫れになることも。
これは当たり前といえば当たり前、腕に何度も平手打ちされているのと一緒ですから。
私も4年ぶりのバレーで、腕が痛くなりました。内出血もしています。34年の人生の中で、9年間は定期的にバレーをしてきたのにも関わらず。
しかし、この痛みは最初だけ。内出血が引いた2回目からは痛くなくなります。個人差はありますが、3回もすればほとんどの人が痛みを感じなくなるでしょう。
痛くなくなる理由は、慣れることが1つ、勢いを殺すようなレシーブができるようになることが1つ、腕周りの皮膚が強くなるのもありますね。
ほか、こんな痛みも
指の先のあかぎれ・ひび割れ
オーバーやアタックは指先を使います。勢いがあればあるだけ指先への負担も高まります。
ボールは水分も奪っていくので、指先のあかぎれやひび割れが起きることがあります。私も人差し指の爪の間があかぎれになりました。
これは定期的にバレーをしていたときにもなりましたが、指先にテーピングを巻くことで予防できます。私の場合、テーピングは突き指防止でなく、手の水分を奪われないようにすることが多いです。
今回は久しぶりでテーピングを怠ったためにあかぎれしました。次回からはテーピングで予防してバレーします。
手が腫れる
アタックは手のひらでボールを強く叩きます。「改めて書くことか!」と思いますが、4年ぶりにバレーして、改めてその認識を強くしました。
なぜなら、手のひらが腫れたから。
試しに全力で拍手を100回やってみてください。おそらく手のひらは腫れ上がり、激痛が走ることになるでしょう。
そんなことをバレーボーラーはやっているんですね。
この痛みも腕の痛みと一緒で、最初だけです。手のひらの皮膚が強くなってくると痛みも無くなっていきます。
筋肉痛
運動の翌日以降に出てくる痛み、医学的には「遅発性筋痛」と呼ぶそうです。運動によって傷ついた筋肉を修復するときに痛みが発生すると言われています。
私は太ももとお尻のあたりが痛くなりました。ジャンプする際に使う筋肉ですね。
全力で上に跳ぶという動作は日常生活ではほぼありません。バレーではそれを何度も繰り返し行うので、筋肉痛も当然ですね。
しかし、筋肉痛は修復の際に一回り強い筋肉に生まれ変わっている証拠。だから肉体的には痛くても、心理的には充実した痛みだと感じています。
腕の痛みを軽減するには
腕の痛みを軽減するには、長袖のシャツやジャージ、トレーナーでプレーすると良いです。厚めのトレーナーならかなり痛みは軽減されるはずです。
寒い日だと体があったまるまで慣れていても痛みを感じるときがあります。体を温めるためにも厚手のトレーナーは有効ですね。
技術的なことでいうと、レシーブの際に両腕に当たっていないことも考えられます。片腕でボールを受けた場合、しっかり両腕でボールを捉えた時と比べて、単純に腕への負荷が2倍になります。
両腕でボールを捉えるにはレシーブの練習をして上達するしかありませんが、最初から意識していると上達も早くなります。
痛みは初回だけ。もう一度バレーをしてみよう!
冒頭にも書きましたが、もし一時的な痛みによってバレーすることをためらっているとしたら、それは勿体無いことです。次は慣れてきて、皮膚も筋肉も強くなって、技術も上達して、痛みは無くなってくるのですから。
バレーをしているのは痛みを感じない超人や痛いのが好きな変人がするスポーツではありません。みんな普通の人間です。
痛みを感じなくなったころ、技術的にも進歩していることを実感できるはずです。バレーの痛みがバレーの楽しさに変わる瞬間ですね。
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