先日3歳になった息子。
「お名前は?」と聞くと、自分の名前をクン付けで答える息子。「何歳ですか?」と聞くと指を3本立てて「にさい」と言う息子、この面白さが伝わるだろうか。
最近はお金の概念が身に付いたのか、スーパーに行くと「何でも買ってあげるよ」という親切な息子。「お金持ちだね、いくら持ってるの?」と聞くと、「2こ」と答える。口座の数なのか束の数なのかは判断ができないが、少なくともコミュニケーションに問題があることは分かった。
そんなお金持ちな息子でも、欲しいものはある。誕生日プレゼントの候補になったものを列挙しておこう。きっと10年後にみたら苦笑いするはずだ。
プレゼント候補のおもちゃ
ジュウオウジャー DXホエールチェンジガン
2016年10月時点、最新の戦隊モノのおもちゃ。動物戦隊ジュウオウジャーに出てくるクジラをモチーフとしたキャラクターのなりきりアイテムだ。
ホエールガンはサイズが大きく、まだ小さい息子には不釣り合いということで買わなかった。何せ、新鮮なキャベツくらいの大きさがあるのだ。大きさのイメージが湧かなければ、萎びたキャベツを思い浮かべると良いかと思う。
ちなみにホエールガンはミニサイズのものがガシャポンやお菓子のおまけでも買える。お菓子のおまけというか、それがメインなのだろうが。
仮面ライダーゴースト 変身ベルト(DXゴーストドライバー)
戦隊モノにハマった息子は、当然のごとく仮面ライダーも好きになる。そして仮面ライダーゴーストのおもちゃも欲しがるのだ。
仮面ライダーの定番、変身ベルト。ベルトにゴーストアイコンという付属品を付けることでいろんなバージョンになれるというスグレモノだ。
惜しむべきは2016年9月で仮面ライダーゴーストは放送を終了したことだ。新シリーズが始まると値段が下がるというメリットはあるが、息子もすぐに飽きそうなので、このおもちゃをプレゼントにするのはやめた。
仮面ライダーエグゼイド 変身ベルト(DXゲーマドライバー)
仮面ライダーゴースト終了後に始まった新シリーズ、仮面ライダーエグゼイド。テレビゲームをモチーフとするという挑戦的なシリーズで、最初は妻も嫌悪感を示していた。しかし最近は見慣れてきたのか、そこまでの抵抗感は無くなったらしい。ちゃんと録画して観るくらいだから、実は好きなのかもしれない。
そんな仮面ライダーエグゼイドのおもちゃがこちら。
気付いた方もいるかもしれないが、息子は「DX(デラックス)」が好きらしい。
トッキュウジャー 変身ブレストッキュウチェンジャー
2014-2015年に放送されていた烈車戦隊トッキュウジャー。2016年現在、金曜日にチバテレで再放送をしている。息子にとっては昔のやつかどうかなんて関係ないから、ジュウオウジャーもトッキュウジャーも現在進行形のヒーローということだ。
そのトッキュウジャーが装備するアイテムがこちら。
腕時計のように付けるアイテム。踏切を開けて電車を装着すると、憧れのトッキュウジャーに変身できるというアレ。2年前のものなので、Amazonでもだいぶ安くなっている。
当初はこれをプレゼントにしようと思ったが、結局買わなかった。息子は目移りが激しく、他のものを欲しいと言ったからだ。
トイストーリーの人形
プレゼントとして買ったのがこちら。
フィギュアではなく、キーホルダー用のキャラクターグッズ。ウッディ、バズ・ライトイヤー、ブルズアイをセットで買ってあげた。
息子の手の大きさ的にちょうどいい。ディズニーランドへ行く時も、ポシェットに付けてあげるといいかもしれない。
息子は今、毎日このキャラクターたちと寝ている。最初はウッディを抱えていたが、今はバズがお気に入りらしい。ブルズアイは「おうまさん」としか呼ばないが、そろそろ名前を覚えて欲しいところだ。
チョコレートケーキ
何気に一番最初に息子が欲したもの。やはり我が家の子供は食べ物か。
今回の(今回も)ケーキはボン・アトレで買った。チョコレートケーキは絶品だ。夜ご飯のあとだったが、息子も娘も残さずに食べた。食欲は無限だ。
ジュウオウジャーからのバースデーレター
親としては一番楽しみにしていたのがこれ。これは正確には息子が欲しがった訳ではなく、息子が喜びそうなものだ。聞けば必ず「欲しい」というだろうが。
ジュウオウジャーから届くプレゼント!【動物戦隊ジュウオウジャーからの手紙】 - キャラレター
息子に届いたものだが、反応が良かったのは娘の方だった。「ジュウオウジャー、なんでおうち知ってたのかな」という反応を見せた4歳児の娘。娘も誕生日に欲しがるだろうか。キティちゃんなら喜ぶかもしれない。
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おもちゃ選びは親のエゴ
果たして誕生日プレゼントは
- トイストーリーの人形
- チョコレートケーキ
- ジュウオウジャーのバースデーレター
となった。
考えてみると、だいぶ親の意向が入っている。もちろん息子が欲しかったものであることには違いないが、「親があげたかったもの」をプレゼントしているのだ。
トイストーリーという(戦隊モノに比べて)流行り廃りが無さそうなもの。大人も食べたいチョコレートケーキ。子供の反応を見たいサプライズのバースデーレター。
親のエゴである。
もちろん親のエゴが悪いということではない。育児的・教育的観点からプレゼントを親がコントロールするのは当然のこと。なにせまだ3歳になったばかりなのだ。
とはいえ子供にあげるプレゼントは、子供が欲しいものというより親があげたいのもだということを自覚しておいた方がよい。子供が粗末に扱おうが興味が無かろうが、それでガッカリしたり怒ったりするのはお門違いだ。
親はプレゼントに喜ぶ子供の顔を見たいように、子供も喜ぶ姿で親を笑顔にさせたいと感じている。子供は親のことをよく見ている、そう思うのだ。
息子はプレゼントに喜んでいる、はず
今のところ、息子はバズ・ライトイヤー(時々ウッディ)を枕元に置いて寝ている。その姿はこれ以上にないくらい可愛い。これを見たいがためにプレゼントしたのだ。
トイストーリーの人形をプレゼントしてから、テレビで録画したトイストーリーを観ることも増えた。人形を握ってみる息子、これもまた可愛い。
いつまでトイストーリーの人形で遊ぶのかは分からないが、願わくはアンディのように、大人になってもおもちゃを大切に扱って欲しいものである。これ親のエゴなのかもしれないが。