年末年始の新潟への帰省、車で帰ることも多いですが、今年は新幹線にしました。
子どもが「新幹線の2階に乗りたい」というので、2階建のマックスときの時間に合わせて出発します。
2017年12月28日(金)、マックスときの2階で東京から新潟へ向かいます。
2階建のマックスときは2021年3月で廃止
娘がが乗りたいと言った2階ですが、娘は塗り絵をしたりトランプしたりで時間を潰していました。そんなに景色見ないのね。。。
2階席のあるマックスときはE4系と呼ばれます。このE4系は2020年度末、つまり2021年の3月で廃止となります。
E4系のあとは、北陸新幹線で使用されるE7系という車両に置き換えるそうです。北陸新幹線は金沢行きで、東京駅では新潟行きと同じホームに停まります。
新幹線のホームはいろんなタイプの車両が見れて新鮮でしたが、見た目が同じ車両が増えていくのは少し寂しい気もしますね。
マックスとき 東京→新潟への旅
東京の出発が12:40、新潟への到着は14:48。約2時間の工程です。
東京駅出発と同時にお弁当
まずはお弁当。
牛たん弁当を選びました。仙台に行くわけではないです。黄色のヒモを引っ張るとアツアツの蒸気が出て、ホカホカで食べられるヤツです。
開けるとこんな感じ。
ホカホカです。
高崎までは都会と郊外の風景
東京から高崎までは、都会と郊外のあまり変わり替えしない風景を繰り返します。
天気が良くて、遠くまでみえました。1階とはまるで風景が違います。1階はほとんど壁が見えるだけ。
大宮を過ぎると新たな乗客はほとんどいません。あまり混んでなくてホッとします。
高崎を過ぎました。
山の中、トンネルへ。その先に・・・
だんだん山に入っていきます。そしてトンネル、トンネル、トンネル、、、
トンネルが続きます。上越新幹線はトンネルが多く、景色を楽しめる期間は意外と短いなぁ。
と思いながら国境の長いトンネルを抜けると。
雪国だった!
上毛高原近くから、雪景色になります。
ここから子どもたちは窓の外を見るのが楽しくなったようで。雪景色を見ながら「お外行きたーい」「遊びたーい」とキャッキャと楽しんでいました。
越後湯沢が雪景色のピーク
越後湯沢まで来ると・・・
雪MAX!!!
越後湯沢ではスキー板やスノーボードを持ったお客さんがぞろぞろと降りていきます。
そしてまたトンネル。
トンネル内の窓は鏡のように車内が映ります。自分大好きな方は、景色より嬉しいかもしれません。
トンネル内ではスマホの電波繋がらないしWi-Fiも無いので手持ち無沙汰になります。上越新幹線の欠点の一つですかね。
川端康成の小説でも持っていくことをオススメします。
わぁー雪だぁぁ!のテンションはここからだんだんと下がっていきます。
だんだんね、雪は無くなるよ
長岡まで来ると、「屋根に雪がのってるね」くらいになります。
新潟と言うと「冬は雪で1階が埋まるから、2階から出入り」みたいなイメージを持つ方もいるようですが、それはごく一部の地域のみ。新潟市内は年に数回ドカっと雪が積もる程度です。
新潟らしい田園風景を経て、
そして新潟駅へ。
雪ゼロッ!!!
無事に新潟駅に到着しました。
2階建ならではの景色を楽しめる
マックスときの1階では、こんなに風景は楽しめません(トンネル内で自分の顔を楽しむことはできます。
普通の1階のみの車両とも、外の見え方は違います。2階だと壁がほとんど見えないので、全面に外の景色が見える感じです。
階段があるのが難点
景色が良いというメリットがある一方で、2階建にはデメリットもあります。
一つ目は、階段があるということ。バリアフリーが叫ばれる昨今、階段がある乗り物は人によっては乗りにくいでしょう。
我が家もちょっと前まではベビーカー必須でした。ベビーカーで2階建の車両に乗るのは避けたいと思いますしね。
ちなみに車両ごとに階段があるので、ワゴンでの車内販売はありません。
マックスときE4系が無くなるのは残念だけど
廃止となる理由は、2018年から使用期限を迎える車両が出てくる、とのこと。交換しながら続けることもできると思いますが
- 二階建てというバリアフリーに反する構造
- 輸送力重視で1席1席の快適さに疑問(ひじ掛けがないなど)
- 車両が高く、スピードアップしにくい
- 特殊な形なのでメンテナンスも特殊(車両清掃なども時間がかかる)
など、2階建ならではのデメリットが廃止となる要因になっているそうです。
マックスときE4系が無くなるのは残念だけど、座席の快適さがアップしたりサービス向上するのは良いこと。次の車両に期待しつつ、2020年度末まではE4系を楽しみたいと思っています。