もし「タンタンメンの無い世界かタルタルメンの無い世界かを選べ」と言われたら、迷わずタルタルメンの無い世界を選ぶ。
タルタルメンなど聞いたことも無いし、あるかどうかも知らないからだ。
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タルタルはソースだし、タプタプは脂肪だ。そして、タプタプの人に食べて欲しいのが、勝浦タンタンメンだ。さらに、タプタプじゃない人にも食べて欲しいのが勝浦タンタンメンだ。
勝浦と言えば「チーバーくんの肛門の辺り」で有名だが、今や勝浦の代名詞は「タンタンメン」なのだ。
そんなわけで、勝浦タンタンメンにハマった私が、勝浦タンタンメンについて余すところだらけで紹介しようと思うのである。
勝浦タンタンメンは、勝浦のご当地B級グルメ
勝浦タンタンメンについて、一言で説明すると、「勝浦のタンタンメン」だ。"の"が入っただけで、かなりまろやかな味わいになったことを感じで欲しい。
もう少し詳しく説明する。
日本の千葉県にある勝浦市、房総半島の南東側、つまり太平洋側に位置する場所だ。人口は約18,000人、パラオ共和国よりも少ない。
パラオ共和国の首都は「マルキョク」。「まるきょく」とスマホに打ち込むと、予測変換で「丸曲」または「丸局」が出てくることから、日本人にも馴染みのある場所だということが分かる。
マルキョクの北西には「ンゲルルムッド」という日本人に馴染みのない地名が出てくる。馴染みのない奴と馴染みのある奴が隣接していることから、クラス替え直後の新学期のことを思い浮かべる人は少なくないと思う。
つまり、勝浦タンタンメンは「クラス替え直後のような期待と不安が入り混じった、B-1グランプリでゴールドグランプリを獲得したこともあるご当地ラーメンだ」、ということになる。
連日、勝浦タンを食べる
うどん県に行ったら毎日うどんを食べるべきだし、勝浦に行ったら毎日タンタンメンか海鮮か米かラーメンかパスタか何かを食べるべきである。
何も食べない、という選択肢はオススメできない。
私も例外なく、毎日「何か」を食べた。
樹樹さんの勝浦タンタンメン
こちらは勝浦の定食屋「樹樹」さんで食べた勝浦タンタンメン。
樹樹さんの勝浦タンタンが美味しかったから、ここまで勝浦タンタンにハマることになった。勝タン万歳。
レンゲでスープを救って一口飲む。ゲホゲホッと咳き込む。必ず咳き込む。辛い、辛い、美味い、辛い、美味い。
麺は細麺ストレート。私好みだ。
ワサビ入りのシュークリームとは違って、辛いと分かっていて食べても咳き込むし、辛い。ワサビ入りのシュークリームは食べたことないけど。
坦々麺というとゴマたっぷりのドロッとしたスープを思い浮かべるが、勝浦タンタンメンは醤油ベース。細めの麺に、よく煮込んだ玉ねぎが入っています。
海の家でも勝タンを食べる
さすがは勝浦。海の家にも勝タンがあったのでお昼ゴハンに食べることに。
一口目、むせます。学習しない私。しかし、間違いなく美味い。辛さは樹樹さん勝タンほどではないが、汗かく程度には辛い。というか、真夏の海の家で汗をかかない人のほうが珍しい。
海は「守谷海水浴場」。かなり良い海だったので、また行きたいと思う。こちらの記事を参考にして欲しい。
「守谷海水浴場が良い海だったよ」と無駄口を叩きながら書いていこうと思う | わにゴコロ
勝浦タンタンメンのお土産を買い漁る
こうして勝浦タンタンメンにハマった私は、ご当地土産を買い漁ることとなる。
左上:ベビースター
左下:カップ麺
右上:ピーナツ揚げ
右下:生麺
ベビースターは普通。「ちょっと辛いベビースター」というくらい。
生麺はこれ。
樹樹さんで食べたものよりも辛くなかったが、十分に美味い。ただし、玉ねぎやひき肉は作る人次第だ。写真のものは、玉ねぎ・ひき肉・白髪ねぎ、そして妻の愛情がたっぷりと入っている。
妻の愛情が入っているため、本場の勝タンに比べると家庭的な愛しさと切なさと心強さが強い。本場の味を味わいたいのであれば、やはり勝浦に足を運ぶべきだろう。
美味いが食べ過ぎには注意
定期的に食べたいと思うほど、勝浦タンタンメンは美味しかった。もし勝浦に住んでいたら、毎日のようにラーメンを食べたいと思うだろう。そのうち10回に1回はタンタンメンを食べたいと思うだろう。
注意点として、勝浦タンタンメンを食べ過ぎると「食べ過ぎになる」ということが挙げられる。食べ過ぎは万病の元である。なお、ユウガオはかんぴょうの元である。
あとは、辛いものの食べ過ぎで肛門がヒリヒリしないように注意すること。チーバーくんがどれほどの頻度で勝浦タンタンメンを食べるのかは知らないが、肛門の状態には気を付けたい。