中学・高校くらいのときから年末年始、とりわけ正月というのは嫌いだった。
- 区切り感
- 焦燥感
- 浮かれ気分、特別感
- 家でジッとしていること
主な理由はこんなところ。この理由について考えてみた。
スポンサーリンク
区切り感
年末になると「1年早かったね」という声が聞こえてくる。「早い」というのはよく分からないし、年末を区切りにする理由もよく分からない。
そして「早い」につきものなのが、「今年は何もしなかった」というような意見だ。何もしてないわけはないし、少なくとも1年過ごした、ということはやったはずである。
「何もしてない」には有意義なことを何もしなかった、という意味なのだと思うが、そう思った瞬間から有意義なことを始めればいい。何も1月1日から始める必要もない。
そうした区切り感があることが私は嫌なのだ。
焦燥感
「今年は何もしなかった」という思いは、焦りを生む。周りは1年で成長しているのに、自分は何も変わっていない、ヤバい!という焦燥感。
今年中に何かやんなきゃ、とか、来年は何かしなきゃ、とか。何もしなくたっていいじゃん、と思ってしまう。
厳密には「何もしなかったぜ、げへへ」という何もしなかったアピールはできる。特に意味はないが。
何かやんなきゃ、という使命感みたいなオーラを醸し出されると、「オマエごときに誰も期待してないわ」と言いたくなる。なのに、なんなんでしょう、この焦燥感は。
浮かれ気分、特別感
年末年始はやたらとお笑い番組が多い。私はお笑いが好きなのでそれ自体は良いことなのだが、あまりに浮かれたカンジは受け入れがたい。
特番がこうも続くと食傷気味になってくる。結局テレビは消すこととなる。
それでも外に出ると歳末バーゲンをやっていて、年が明けてもバーゲンをやっていて、「今は特別だぞ」感をギラギラとアピールしてくる。バーゲンとは何ぞや??
クリスマスもハロウィンも、何か浮かれているカンジは逆に気分が落ちてくる。何か気に入らないのだ。
家でジッとしていること
正月くらいは家にいなさい、みたいなことを言われたことがある。何で休みなのに友達のウチに遊びにいけないのか。
家ですることってそんなに無くて、ゲームと読書くらいである。あと掃除。要らないものの整理もしておこう。
初詣に行こうか。あ、お餅とおせちも食べたいなぁ。箱根駅伝も見ようっと。うーん、年末年始は忙しい。そして楽しい。
今年も家族と一緒に年末年始を迎えます。今年1年を振り返って、2016年の目標を立てたいと思います。