先日『ハコルーム(HACO ROOM)』というおもちゃを買ってきました。一目惚れの衝動買いです。
端的に言えばシルバニアファミリーにガンプラの要素を加えたようなものです。『くまのがっこう』という絵本のキャラクターのおもちゃです。
- プラモデルやレゴなど、自分で作るのが好き
- 小さい物を集めたり並べたりするのが好き
- 『くまのがっこう』が好き
という方にピッタリなおもちゃです。
作って楽しい・並べて楽しい・見て楽しい、良いおもちゃですのでご紹介しますね。
ハコルームとは?
ハコルームは、バンダイから発売されている子ども向けのおもちゃです。プラモデルのように作る楽しみもありますし、ドールハウス(箱庭)のように置いて見て想像する楽しみもあります。
ハコルームの特徴を3つのポイントでまとめました。
ポイント1:簡単で可愛いプラモデル
プラモデルって、ちょっと取っ付きにくくて マニアックなイメージがありませんか?お城とか艦隊、もしくはガンプラのイメージ?
ハコルームは比較的簡単で、女の子向けに作ららたプラモデルです。パーツを組み立ててキャラクターや小物を作っていきます。
着色は無く、パーツにシールを貼っていきます。小さいものに上手くシールを貼るのは難関ですが、程よい難易度で楽しめるプラモデルです。
ポイント2:ドールハウス(箱庭)&着せ替え人形のおもちゃ
『シルバニアファミリー』や『ねんどろいど』のように、ドールハウスとして楽しめるおもちゃです。お部屋に家具を並べたり。着せ替えさせて、いろんなキャラにしてみたり。
そこに生まれた物語を子どもが話し出すと、 なんともホッコリとした気持ちになりますね。
ポイント3:くまのがっこうのキャラクターのおもちゃ
『くまのがっこう』とは
子ども向け絵本。1番年下で唯一の女の子「ジャッキー」を中心に、12匹のくまの子たちの物語を展開するお話です。シリーズで19作、累計180万部販売されています。
くまのがっこうは、愛らしい表情と優しい色使いのステキな絵本です。娘も好きで、よく図書館で借りてきています。
スマホ用のゲームアプリも出ているので、気になる方は遊んでみてください。
ハコルームの良さは、プラモデルとドールハウスの楽しさを併せ持っているところ
ハコルームの良いところは、何と言ってもプラモデルとドールハウスの楽しさを併せ持っているところです。
具体的に言うと、「作る」「飾る」「アレンジする」「集める」楽しみがあるというところですね。
作る楽しみがある
プラモデルのような、自分で作っていく楽しみがあります。シルバニアファミリーなどのドールハウスと違う楽しみですね。
自分で作るから愛着も湧いてきますね。
飾る楽しみがある
出来上がったキャラクターやモノを並べるだけでも楽しいです。こういった小さなものを愛でる感性は、日本人独自のものなんですよ。
インテリアとしても良いですね。
アレンジする楽しみがある
くまの子に着せる服を交換できたり、目のパーツを換えて表情を変えたりできます。
手足も動かせます。ソファーに座らせてみたり、フライパンを持たせたり、ストーリーを作りながら遊べますよ。
集める楽しみがある
シルバニアやトミカの車などって、集めること自体が楽しいですね。
ハコルームもいろんな組み立てキットがあって、キャラクター(ドール)・家具などの商品ラインナップがあります。
まだ数はそれほど多くないですが、これからもっと発売されると思います。集めていく楽しみがありますね。
ただただ可愛い
説明不要。可愛いですなぁ。(怖い?)
ハコルームに向いていない人は?
ハコルームを作ってみて、「こんな人は向いてないかな」と思うところもありました。
- 本格的にプラモデルを作りたい人
- たくさんキャラやモノを集めたい人
このような考えをお持ちでしたら、ハコルームは不向きかもしれません。
本格的にプラモデルを作りたい人
ハコルームは工具が要らなかったり、着色が不要だったりと、子どもでも作れるくらいの難易度になっています。
そのため、本格的にプラモデルをしようと思っている方には物足りないかと思います。
ただし、本格的なプラモデルの足掛かりとしては、とても良いおもちゃです。小学校低学年くらいに丁度いい難しさで、楽しめるはずですよ。
たくさんキャラやモノを集めたい人
2017年に発売されたばかりなので、商品のラインナップは多くありません。シルバニアファミリーのように、おもちゃ売り場の一角を占めるような品揃えはありません。
「全部集めたい」と思ったら、3万円程度で全て手に入ります(2018年2月現在)。
とはいえ、そこは新しい商品。これから人気が出てきたら、いろんなキャラクターはシチュエーションのキットが製造・販売されると思います。
まだメジャーとはいえないモノを集めていく楽しみもありますね。
ハコルームの疑問
ハコルームを購入する前に疑問に思うところをあげておきます。
難易度は?
→ メーカーの推奨年齢は8才
メーカーが推奨する年齢は「8才から」となっています。
でも年長(6才)の娘でも手を貸しながらなら作れました。簡単なパーツなら、年少(4才)の息子でも作れました。
工具や着色剤などは不要で、メーカーの推奨年齢よりも前に始めても作れるかと思います。
強度は?
→ プラスチックの強度です。
プラスチックで出来ています。強度的にもプラスチックそのものです。踏んづけちゃうと、パキッと壊れます。
完成までにかかる時間は?
→ のんびりやって4時間くらい
子ども2人(6才、4才)に教えながら作って、計4時間くらいで完成しました。パーツが分かれているので、毎日少しずつ作っていくのもアリです。
どこで手に入る?
→ 取り扱い店舗 or ネット通販
(2018年2月現在)取り扱い店舗はイオンやトイザらス・ヨドバシカメラなど、特定の店舗に限られています。ハコルームの公式サイトに取り扱い店舗が書いてありますので、そちらをご確認ください。
なお、私(の家族)はイオンで一目惚れして買っちゃいましたが、Amazonや楽天でも出回っています。そして、Amazon・楽天の方が圧倒的に安いです。
Amazonはバンダイの公式店舗もありますので、安心感もあります。ネット通販での購入も、ぜひ検討してみてください。
ハコルームを作ってみた
実際にハコルームを作ってみた体験談です。作ったのは『くまのがっこう キッチンダイニングキット』です。
箱を開けるとこんな感じです。
全部取り出すとこれだけのパーツが入っていました。
キャラクターや家具などのパーツは、一纏めになっています。
ひとつひとつに番号が書いてあるので、この番号を頼りに説明書を読みながら組み立てを進めていきます。
体の部分ができました。
こちらはテーブルのパーツ。4才の息子が作ります。
これは穴に差し込むだけですね。わりと簡単。
あっと言う間にテーブルが完成!
写真撮影している間に、観葉植物も息子が作っていました。
後ろににもクマがあるのが可愛い。
こちらはシール。
着色が無い代わりに、シールを張っていきます。極小なものもあるので、手先の器用さを求められます。
こちらはペーパークラフト。
作ったらレイアウトしてみよう。
こういうのはセンスでますね。うまくレイアウトできる人はうらやましいです。
ハコルームを安く手に入れるには?
私はイオンで買いました(6,458円)が・・・
Amazonや楽天の方がはるかに安いことを知って、ちょっとだけ後悔しました。
『くまのがっこう キッチンダイニングキット』は、公式サイトで6,458円(税込)ですが、Amazonのだと4,756円(税込)でした。楽天も5,000前後です。
※2018年2月調べ
「今すぐ手にしたい!」ということで無ければ、Amazonや楽天での購入のほうがおトクです。Amazonはバンダイの公式店舗もありますので、安心感もあります。送料も無料です。
ぜひ検討してみてください。
まとめ
- ガンプラ的な楽しみがある
- シルバニア的な楽しみがある
- 工具不要で簡単に作れる
- Amazonで買うのが安くて安心
お子さまに買ってあげるのも良し、ご自身で作るのも良し、家族みんなで作るのも良し。
あなたの・お子さまの趣味の一つに、『ハコルーム』を加えてみてはどうでしょうか?