今、私の頭はちょっとエラいようです。
皆さん、どう思いましたか?
別に良いことをしたとか、もの凄い発想が浮かんだとかでは無いです。もしかしたら「テメェ、ちょっと調子ノッてんじゃねぇか?」なんて不愉快になった人もいるかもしれません。
違いますよ。というか、そう思った方は私と同じ。私が名古屋に行ったときに困惑したのと一緒です。
そう、今回は名古屋弁についての「エラい」についてのお話です。
名古屋弁の「えらい」とは?
名古屋弁で「えらい」というのは、「疲れた」「キツイ」「辛い」という意味です。「足がえらい」というと、「足が疲れてるよ〜」ということですね。
以前私は名古屋でバレーボールをしていたのですが、練習が終わるとメンバーが「足がえらい」ってよく言っていました。最初は私も「なんのこっちゃ?お前の足は偉人か?」なんて思ってましたが、後でえらいの意味を知って納得しました。
アイツえらない?
こんな使い方もします。
「アイツえらない?」
もちろん「アイツ尊敬するなぁ」ではないです。「アイツ、キツくない?」っていう意味。名古屋弁のえらいって、あまり良い意味では使われないようで、どちらかというとネガティヴな状況で使われます。
みなさん、周りから「えらい!」と思われないように。
名古屋弁と三河弁は違う
ちなみに私が以前愛知で仕事をしていたときは名古屋弁より三河弁の方によくふれていました。同じようにも聞こえますが、三河弁の方が少し雑っぽい印象を受けています(三河の方、すみません)。
よく言うところだと、三河弁は語尾に「じゃんだらりん」を付けるといいます。「名古屋行ったじゃん」「名古屋っていいだら?」「名古屋に来りん」。
私、名古屋行ったじゃん
反射的に「知らんがな!」と言いそうになりますが、「私、名古屋に行ってきたよ〜」という報告の意味だそうです。「行ったじゃんね」という風に「ね」が付く場合もあります。
名古屋っていいだら?
「名古屋」って口に出してみた方、「名古屋って言ってみな?」じゃないです。「名古屋っていいところでしょ?」という同意を求める意味です。
名古屋に来りん
これは通じますかね。「名古屋においで」という意味。あまり違和感ありませんね。
目と指がえらくなってきたのでこの辺で
この記事は電車で書いているのですが、スマホの見過ぎで目がえらくなってきました。そして指もえらくなってきました。
他愛のない記事でしたが、この辺で終わりにします。皆さんが??と感じた名古屋弁があったら教えてください。