9月の初旬に日光・鬼怒川へ1泊2日の旅行してきました。先に旅行先が決まっていたので行き先をどうしようか、と。
日光って小さな子供が楽しめるイメージはないのですが、息子が忍者好きということで日光江戸村に行くことにきました。今は「江戸ワンダーランド 日光江戸村」という名前になっているんですね。
この江戸ワンダーランド 日光江戸村(以下、江戸ワンダーランド)、あまり期待していなかったのですが、なかなかのクオリティでして。子連れで日光・鬼怒川に行く方にはオススメのテーマパークだったのです、というお話。
我が家はAM11時前に到着、16時過ぎまで遊びほうけました。
場所・アクセス
栃木県日光市柄倉470-2
車の場合、東北自動車道から日光宇都宮有料道路に乗り、今市ICから約15分。国道121号線を北上すると看板が見えてきます。
駐車場は800円、広いので満車の心配は不要でしょう。
電車の場合、JRまたは東武鬼怒川線の鬼怒川温泉駅からバスで15分です。
料金
1日手形(入場料)は大人4,700円、小人2,400円です。小学生までが小人、中学生からは大人料金です。
なお、14時以降(冬季は13時以降)の入園は、大人4,100円、小人2,100円になります。
ちょっとお高いなぁ、という印象です。少しでもお得に行きたい方は、HPから割引手形を印刷しておきましょう。10%割引になります。
→一般のお客様 | アクセス・料金 | EDO WONDERLAND 日光江戸村
入場券は「通行手形」ですね。
園内(村内か)の案内図といい、雰囲気出てます。
雰囲気を楽しむ
江戸がテーマのワンダーなランドに足を踏み入れます。
入り口からはしばらく雰囲気を楽しむ感じが続きます。そんな中、忍たま乱太郎が現れる。
宝探し開催中とのこと。忍者といえば忍たま乱太郎なんだろうけど、ちょっと雰囲気にそぐわない間はあります。どこまで江戸感を出すか、というところですが。
子供達は遊びに来た感だけではしゃいでいるようなので、それは良かったところ。いつもの公園と違う感じがテンションを上げているのかもしれません。
歩いていると、ところどころに江戸人がいることに気付きます。農民、行商、お侍さん、忍者、盗人などなど。これらみんな江戸ワンダーランドのキャストです。行動とか口調とかも成り切っているから眺めているだけで楽しい。
こちらは大道芸人さん。あの南京玉すだれが間近で見れます。掛け声と手拍子で一緒になって楽しむのがいいですね。
変身(仮装)はした方がよい!
我が家はしなかったのですが。。。
江戸人に変身すると、より江戸村を楽しむことができます。変身している人はそれなりいたので、やっておけばよかったかなと思いました。
変身価格は何になるかでかなり差があります。
1番お安い町人は2,500円。新撰組6,800円なんてのもあります。女性限定で花魁なんてものもあります。お値段は30,000円!1日1人限定。しかも1週間前の事前予約が必要とのこと。
子供は忍者が2,500円。これは息子に変身させたらもっと楽しめたかなぁ、とちょっと後悔です。
芝居のクオリティが高い!
1番「来て良かった」と思ったのがお芝居。10分〜30分くらいの短い芝居が楽しかったです。
江戸ワンダーランド(江戸村のほうがいいかな)には7つの劇場があり、それぞれで芝居を観ることができます。
- 大忍者劇場
- 忍者からす屋敷
- 両国屋
- 北町奉行所
- 水芸座
- 文化劇場 若松屋
- ニャンまげ劇場
このうち5つの芝居を観ることができました。
大忍者劇場・忍者からす屋敷の迫力!
大忍者劇場と忍者からす屋敷は迫力満点。アクション映画のようなスリルある芝居が間近で見れるので興奮します。これだけでも見に来たいレベルのお芝居です。
普段戦隊モノのヒーローショーで楽しんでいる娘と息子は、あまりの迫力で圧倒されていました。子供には早いかな。
芝居の後役者さんが肩で息をしていたので、どれだけ激しい動きなのか分かるかと思います。
文化劇場 若松屋ではお大尽遊びで笑いが
文化劇場 若松屋では花魁によるお大尽遊びのお芝居です。これ、なんとお客さん参加型の芝居、客席から1人殿方を呼んで主役をはってもらいます。周りの役者さんがリードしてくれて、面白おかしい芝居となります。お客さんの笑い声が絶えません。
こちら芝居の一場面。
お酒を注いでもらう場面ですが、本当にお酒です。きっと舞台裏では「大丈夫?この後運転しない?」というやりとりをもらって出しているんだと思うけど。上質なやつなんだろうなぁ。
北町奉行所は
名前で分かる人はもう好きだと思います。町奉行のお芝居ですね。北町奉行所だから遠山の金さんだ!と思った方もいるでしょうが、芝居は大岡越前でした。初めに南町奉行所云々という説明があったけど、あまり聞いてなかった。。。
こちらもお客さん参加型。お客さんの1人が大岡越前になってお芝居に参加します。やはり周りの役者さんがリードして、面白おかしいお芝居に仕上がります。自然と笑いが起きるっていいよね。
アトラクション的なもの
ジェットコースターとかお化け屋敷とかは無いですが、ワンダーランド的なアトラクションもあります。
忍者からくり格言迷路
からくりを施した迷路です。
こちら入り口。
格言がところどころにあります。(誰も全然読んで無い)
こんな感じのからくりがいくつか。
これ、1人でやったら楽しいと思うけど、この日は小学生みたいのがわんさかいて、ついて行くと全部クリアしちゃう感じになりました。まぁ、子供達は楽しんでたようなのでヨシとするか。
※もう一回行きたがってたけど、芝居が始まる時間だったので断念した
忍者怪怪亭
名前だけ聞いてもなんのこっちゃ分からないですが、中からはワーキャー声が聞こえてきます。どんなところなんだい?
入り口にはこんなことが書いてあります。
一歩なかに入れば、床も天井もさっぱりわからなくなってしまいます。あたりまえがあたりまえじゃなく重力が重力じゃなく、ここは忍の修行場。この屋敷で己を鍛えれば、お主も立派な忍者になれるであろう!
読んでも「なんのこっちゃ」ですが、これを見れば!
家全体が斜めってるんです。これ、どんな感じかは是非とも体験してください。ワーキャーの正体が分かるかと思います。
忍者体験や手裏剣体験など
小学生くらいの子供たちが、忍者体験をしていました。
忍者さんはこの壁を駆け上がるのかな。ゆっくり見れなかったから分からないけど、楽しそうです。
こちら手裏剣の体験。
的に当てるのは結構難しそうでした。かなり力強く投げないと、壁にも刺さらないようです。
ランチは江戸せいろそば
さて、気になるお食事は?
我が家はおそばをいただきました。こちら村内にあるおそば屋さん。江戸そば「藪」。雰囲気あります。
メニュー。
何と言っても気になるのは江戸せいろ。
江戸時代のそばつゆ「味噌味」を再現、必見です
こんな風に書いてあります。「味噌味」という文字の違和感と「必見」に引っかかる私。何か引っかかりませんか?引っかからない?そうですか。
おそば。
天ぷらそば。
海老が大きくて食べ応えあります。
こちらはごぼうの天ぷら。美味い。
関心の味噌味のつゆは撮ってないというチョンボ。
味噌味のお味は味噌の味でした。なかなか特徴的です。おそばって醤油ベースのつゆが体に染み付いているから、結構舌がビックリします。で、慣れてくると美味しい。
他にもご飯屋さんはたくさんあって迷います。食事には困らないですね。
江戸村、楽しいぜ!
いろいろ書きましたが、総評としては「結構楽しいぜ、江戸村!」です。
大人4,700円はちょっと割高な感じがしますが、芝居を4つ見て雰囲気を楽しめると思えば適正価格なのかな。
田舎のテーマパークにありがちな廃れた感は全く無かったです。スタッフさんも楽しそうに仕事をしている印象でした。
また数年後に行ってみたいと思えたテーマパークでした。
江戸ワンダーランド 日光江戸村 詳細情報
住所:栃木県日光市柄倉470-2
営業時間:9:00〜17:00(冬季は9:30〜16:00)
料金:大人 4,700円、小人 2,300円
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