2016年3月から、市指定文化財(史跡)道作古墳群のある歴史広場が公開されています。どんな場所か気になっていたので、道作古墳を見に行ってきました。ついでに周辺の散策もしてきました。結果的に印西の歴史に触れるシリーズ、第2弾となりました。第1弾はこちら。
前回は息子と行きましたが、今回は1人での散策です。ラインナップはこのとおり。
- 道作古墳(どうさくこふん)
- 鳥見神社(とみじんじゃ)
- 巴塚(ともえづか)
印西市小林周辺の史跡巡りです。それでは張り切ってどうぞ!!
道作古墳(どうさくこふん)
千葉県印西市小林2826-1(正確な位置ではないです)
道作古墳群情報
つくられたのは6世紀後半、前方後円墳7基、円墳13基が現存しています。道作1号墳は古墳群の中で最も大きな前方後円墳です。墳長は46m、前方部の高さ4m、後円部の高さが3.5m。ボーリング調査にて後円部の中央に石棺が見つかっているそうです。古墳を築造した人、埋葬された人は「当時の有力者」以上の情報は分かりませんでした。
なお、公開されているのは1号墳・4号墳・5号墳、この3基のみ間近で見ることができます。駐車場が3台分あるので、車OKです。
写真
入り口は立派。新しいです。
入り口からの眺め。左に1号墳、右に4号墳、真ん中が5号墳です。
うーん、写真じゃ雰囲気が伝わらないかもしれませんが、こんな雰囲気です。
小林鳥見神社(こばやしとみじんじゃ)
道作古墳から小林鳥見神社へ、徒歩で向かいます。260m、3分ほどです。
千葉県印西市小林2820
小林鳥見神社情報
創建は紀元前とのこと。社殿自体は1777(安永6)年につくられたそうです。印西周辺に点在する神社の総社とも言われており、境内には八坂神社・大鷲神社・東神社・道祖神社の末社もあります。
写真
巴塚
小林鳥見神社からは巴塚に向かいます。350m、徒歩4分。
千葉県印西市小林2372(正確な位置ではないです)
細い道を歩きます。小さいですが看板が出ているので、見逃さなければ迷わずに行けるでしょう。
巴塚情報
木曽義仲(源義仲)の愛妾、巴御前(ともえごぜん)の墓と言われています。巴御前は、木曽義仲の敗死後、和田義盛の愛妾となりました。そして、和田義盛が北条義時に敗れ、巴御前は小林へ住むようになったといいます。小林で最期を迎えた巴御前のお墓が巴塚と言われています。
写真
正面からの写真を取っていませんでした。いくつか盛り上がっているところがあり、それぞれ花が活けてあります。
まとめ
学生時代から歴史、特に日本史は苦手だったのですが、印西に住んでから地域の歴史は言い伝えを図書館などで学ぶようになりました。道作古墳は整備が進めばもっと公開されていくかと思います。今は未公開の古墳が公開されたら、また見に行きたいと思います。