千葉県の印西市というところに住んでいます。印西市とお隣の白井市、そして船橋市にまたがるエリアを千葉ニュータウン地区(以下、千葉ニュー)と呼びます。
住み始めてから約3年半。インターネット上にはどんな情報でも載っているものと思っていましたが、印西市の地域情報はそれほど多くありませんでした。
そんなことで地域情報の発信を始めて5ヶ月近く、それなりに読まれるようになってきました。全アクセスの4割ほどが印西・千葉ニューの地域情報です。
これまで地域情報を書いた中で感じたこと、考えたこと、これからの改善点などをまとめておきます。
地域情報を得るためにしていること
地域情報のための素材・リソースについて。
自分の足
これが基本。自分で行って写真を撮って体験してくる。
地域新聞・フリーペーパー・ポスター
自分の家にポストされる地域新聞、駅にあるフリーペーパー、ポスター。スーパーやショッピングモールの張り紙もよく読んでいます。
口コミ
今でも口コミは馬鹿にならない。妻はいろんな情報を仕入れてきます。
インターネット
キッカケになることは少ないですが、書く前にネット上の知識は仕入れておきます。ホームページの有無も必ずチェックします。
冒頭で「ネット上に情報が多くない」と書きましたが、目的を持って探せばいくつかは見つかります。見つかった情報と本で調べた情報を比べて妥当性をチェックし、記事に仕上げています。
気を付けていること
地域のことを書く際に気を付けていることがあります。「ようやく意識し始めた」というくらいなので、今までの過去記事では出来ていないものも沢山あります。
つまり、自分への戒めと備忘録的です、はい。
「今年」「今月」は使わない
「今年」という表現は読み手を混乱させます。
地区のお祭りについてググってみて、見つかったと思ったら3年前の記事だった…。なんて経験は誰でもありますよね。タイトルに「今年は4月6日開催!」とか書いてあると、3年前かいっ!と突っ込まれることになります。
ですので、「今年」は極力使いません。使わないことで、来年以降も再利用可能な記事に仕上がります。「来月」も同様。
どうしても年月を書かないと伝わらない時は、冒頭で「20XX年XX月」と書くようにしています。
「千葉県」と明記する
印西市はいい街で、東洋経済の住みよさランキングで4年連続1位になっています(2012〜2015年)。
だけど、知名度は低い。
だから市外も読んでくれそうな記事を書くときは、「千葉県」と書いています。
逆に、印西市民向けの記事であれば「千葉県」は書きません。これは誰によんで欲しいかによりますね。
味付けする
できるだけ実体験を元に書いています。「こんな所に行ったら、こうだった」という話にする。写真も出来る限り自分で撮るようにします。(写真の質が低くてごめんなさい)
でも、行ったことのない施設やお店のことを書くこともあります。まして週末のイベント情報は体験などあるはずもありません。
私が印西市に引っ越してきて欲しかった情報は「週末のイベント情報」でした。こういう情報を発信しているブログはとても参考になることを実感しています。でも、体験がないからオリジナリティを出すのは難しい。
そんなときは「去年はこうだった」「○○が面白そう」など、自分の感想を書きます。
調べる
調べる、と一言で言ってもいろいろあるかと思いますが、私の場合は歴史と紐付けて書くことが多いです。
ソースは図書館で探します。地域の図書館には地区情報が沢山ありますからね。
キュレーション記事はフォーマットを合わせる
まとめ記事を書くこともあります。この時に気を着けることはフォーマットを合わせること。
例えば、ケーキ屋さんをまとめるときに、「最初のお店は税込で書いたのに、次のお店では税抜きで書く」。これは不親切です。
営業時間を12時間表記と24時間表記が混在している、これも不親切です。と、ここまで書いて、「前科あり」だと自分で気付きました。直さなければ。
ほか
下記の情報は最低限載せます。1ページで情報網羅できるのって嬉しいですよね。
- 住所
- 地図
- アクセス
- 営業時間・開演時間
- 駐車場の有無
- ホームページ
これからの地域情報について考えること
なぜ地域情報を書くのか
「足りてないから」です。みんなに知って欲しい。そんな思いで書いています。
「ブルーオーシャンだぜ、ゲヘヘ」というゲスな気持ちも勿論ありますが、それが大きなモチベーションにはなっていません。
自分が書かなくてもよい
地域情報は「自分が書かなくてもよい」ということを基本スタンスとしています。もちろん感想だけならオリジナルなことを書けますが、イベント日程や地図などは誰でも書けることです。
だから、印西・千葉ニュー情報を発信してくれる人が増えたら、単純に地域愛について語るだけになると思います。これが理想。
ということで、もっと発信する人が増えたらいいなぁ、と思っています。自分が当たり前に通っているそのお店、ネット上に情報が無くて需要の多いことかもしれませんよ。
まとめ:ブログを通じて印西を盛り上げたい
地域情報を発信している方は、少なくともその地域を愛しているんですよね。そして、地域を盛り上げたいと考えています。
理想を語れば、新しい地域メディアを作りたい。
と初月の記事でも書きました。
印西・千葉ニューに住んでいる人・遊びに来る人・興味を持った人が、まず最初に見るメディア。そんなメディアを作るのが夢ですね。