以前書いたこの記事。
この記事の通り、娘がピアノを始めました。
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どんな習い事がよいか
子供の習い事って何がいいか悩みますよね。幼児期に人気の習い事は
- 英会話
- スイミング(水泳)
- ピアノ
- 学習塾
- 体操
など。「幼児期」と書きましたが小学校以降も人気なのは変わらなさそうですね。ただ、幼児期の習い事は基本的に親が勧めるもの。何をするかは親次第です。
スイミング始めた理由は「楽しむこと」
冒頭でも書きました通り、娘は先にスイミングを始めています。
娘はあまり運動が得意では無さそうに見えます。でも私も妻も学生時代は運動部。スポーツの楽しさを感じて欲しいんですよね。そんな考えで始めたのがスイミング。ざっくりと以下のことを目的としています。
- 楽しむこと
- 体を鍛えること
- 幼稚園の外にお友達を作ること
重要なのは「楽しむこと」。スイミングを始めて4ヶ月、なかなか水に顔を付けられずにいますが、娘自身は楽しんでいるようです。これからの成長を見守っていきます。
ピアノの始めた理由は「身に付けること」
対してピアノは、スキルとして身に付けることを考えています。
- 楽しむことで成長する
- 成長することで楽しくなる
この答えのないギモン、どちらが正しいとか間違っているとか無いですよね。どっちもアリだと思います。
スイミングが前者の考えで始めたのに対し、ピアノは後者の考えで始めました。もちろん楽しんで練習してくれるに越したことはないのですが、しっかりと練習し身につけたスキルは自分の自信となり人生の楽しみになります。ちょっと大げさかな。
「バブバブ」と言っていた頃からリズム感があって音楽が好きそうに見えた娘、ピアノをスキルとして身につけて欲しいし、上達する楽しさを感じて欲しいと思っています。
ピアノを始める前に考えたこと
ピアノを習う、と決めてもまだまだ考えることは沢山あります。ピアノ教室を決める前に以下のことを考えました。
- レッスンは個人が集団か
- 先生との相性はどうか
- 長く続けられるか
レッスンは個人か集団
楽しくワイワイと学ぶこと、お友達を作ることが目的であれば集団がよいでしょう。しかし、スキルとして身に付けることが目的なら個人レッスンでみっちりと、一対一で目をかけてもらった方が良い結果に繋がります。
今回選んだピアノ教室も個人レッスンのところにしました。娘の少しどんくさいところとお友達に流されやすいところがあるので、その意味でも個人レッスンのように自分のペースで練習できるところが良いと考えています。
先生との相性はどうか
先生との相性、やってみなければ分からないというのはありますよね。そこで、今回検討したピアノ教室は、全て体験教室に行ってきました。教室や先生の雰囲気は体験教室である程度つかめるかと思いますので、迷うのであれば体験に参加してみましょう。
体験教室を通じて、しっかりと娘を見てくれて、落ち着きがあって安心感のある先生の教室に決めました。娘もすぐに先生のことが好きになったようで、レッスンを楽しみにしているようです。
長く続けられるか
現実的な問題として、月謝と時間は確実に消費されます。長く続けるためにはどうしても考えなければならないこと。
5年、10年、15年と続けることを前提にした月謝のピアノ教室を選択しました。娘が生まれたたきから、そのための蓄えをしてきたことも良かったです。
そして、子供が小さな間は送り迎えが必要です。30分〜40分のレッスンのために往復1時間かかるようでは割に合いません。幸い、車で5分程度のところにピアノ教室に決まりました。が、それでも毎週の送り迎えは負担になります。
習い事を始めさせるときは、親の覚悟も必要だということですね。

By: MIKI Yoshihito
ピアノ購入時に考えたこと
ピアノは自宅での練習が必須です。つまり、ピアノを購入する必要があります。我が家はマンション、音には敏感になりますので、音量の調節できる電子ピアノを購入することにしました。
電子ピアノは楽器店や大手の電気屋さんにおいてあります。購入はネットからでも出来ますが、高い買い物になるので実物を見てから購入することをおすすめします。
弾き心地
ピアノの代表的なメーカーはヤマハ(YAMAHA)とカワイ。メーカーによって肌触りや鍵盤の重さが全く違います。正直なところ「どれも一緒だろう」と考えていた私は、その違いに驚きました。
とはいえ、違いが分かっても何が良いかは分からず。妻の相談して、よりグランドピアノの弾き心地に近いものを選ぶことにしました。
大きさ
ピアノを置く場所は予め決めておいた方がよいです。横幅・奥行き・高さ、実際に置いてみた感じをイメージしておきましょう。
楽器店や電気屋さんは広いので、大きさを実感しにくいです。
家に運んでみてから、「置けるには置けるけど通路が通れなくなる」「イスが引けない」「そもそもピアノが収まらない」なんてことにならないように、よく考えてから買いましょう。
付属品の有無
ピアノにはイスが必須です。今後の子供の成長を考えると高さ調節が可能なイスが望ましいです。
ピアノ・イスのセットで売っているものもありますが、高さ固定で調節のできないイスだと、将来もう一度購入することになりそうです。
さらに、ヘッドホンも付属されるものもあります。我が家はマンションなので、夜はヘッドホンをして練習することになります。ただ、ヘッドホンはいつか買い換えると思うので、あまり気にしませんでした。
検討した結果、ピアノとイスのセットのものに決めました。イスは高さ固定だったので、お財布と相談して高さ調節のものは別途買うことに。まぁ、イスが2つあれば隣に座れるし、使えるんじゃないかな。
値段
当然考えるべき値段。
安いものでも50,000円、高いものだと150,000円近くのものもあります。(高さには上限が無いです)
今回は予算80,000円と決めていたので、ピアノとイスを合わせて予算内に収まるようにしました。
ほか
ほかにも考慮することはたくさんあります。鍵盤のカバーがあるかどうか、ペダルの位置・重さ、配送料、組み立てサービス有無、下にマットを敷くかどうか、などなど。
車を買うときよりも考えたんじゃないかな。ピアノって奥深いですね、電子ピアノだけど。
と、ここまで書いてしばらく筆を止めました。というのも…。
おい、子供を置き去りにしてないか?
ちょうどこの記事を仕上げようかな、というときにこの記事を読みました。
Twitterなどで交流させていただいているはらぺこかぞく(@harapekokazoku)さん。子育ての記事も多く、楽しく読ませていただいています。
この記事では習い事を辞めたいと言ったお子さんに対して、親の感情をありのままに書いています。
この記事を読みながら私はこう思いました。
「おい自分、子供を置き去りにしてないか?」
まだ4歳の娘、年中さんになったばかりです。習い事をするのは親の意向が大きいですよね。ピアノも「私が"娘は音楽が好きそうだ"と感じ、"ピアノを身につけて欲しい"と思う」ことで始めることです。でも、習い事はこうあるべき、とか、ピアノはこれがいい、とか全部親の都合なんじゃないか。子供がどう感じているのか考えてる?
もちろん本人の意思は確認しましたが、察しのいい娘が親の顔色を伺っているのは事実。「パパがやって欲しそうにしているからピアノを習おう」と娘が考えているかもしれません。それは無意識レベルのものかもしれませんが。
そうこうしているウチに、はらぺこかぞくさんの次の記事が。
まだ幼い娘は今は親の顔を見て習い事をやっているかもしれない。だけど、親である私が楽しんでいる姿をみれば、娘も楽しんでくれるはず。子供をリードして、でも置き去りにしないようにしっかり見守っていきたいと思います。
娘にピアノの習おう
ピアノの話を妻としているとき、妻はこう言いました。
「娘と一緒にピアノの練習したら?」
うん、なるほど。楽譜も読めない私には、4歳児用のピアノの教科書がぴったりです。娘に聞きながら一緒に練習しよう。
「ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド、ウンっ」
※ウンっ、は休符
さっそく「ド」と休符を覚えました。
娘が成長する姿を見ながら、私も一曲弾けるように練習したいと思います。