バレーボール By わにゴコロ

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バレーボール

【バレーボール】トランジションとは?用語の意味と必要な技術など

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バレーボールはラリーポイント制というルールで、ブレイクしないと勝てない競技です。

ブレイクするには

  • サーブによる得点
  • ブロックによる得点
  • トランジション・アタックによる得点

があります。(他に相手のミスもありますが、自チームの実力では無いので割愛)

今回はその中のトランジションについての考察です。

トランジションとは

ラリー中のボールを扱うチームが切り替わる場面のこと。例えば、アタックをディグする場面のことです。アタックに限らずチャンスボールを受ける場面のことも指します。

トランジションからの攻撃を「トランジション・アタック」といいます。トランジション・アタックはバレーボールの醍醐味の1つであり、最も盛り上がる場面でもあります。

なお、サーブを受ける場面は「レセプション」といい、トランジションとは明確に区別されます。レセプションからの攻撃は「レセプションアタック」といいます。

ブレイクの手段としてのトランジション

冒頭に書いた通り、バレーボールはどちらかのチームがブレイクしないと2点差が付かないため、決着しません。そこで、ブレイクを狙うための練習をするわけですが、その1つがトランジションの場面からの攻撃です。

チャンスボールから

サーブで崩してチャンスボールを貰う、というのがブレイクを狙う1つの手段です。良いサーブが入り、相手がまともにアタック出来ない場合、一本目の処理が容易であるため得点し易い状況となります。

チャンスボールからの攻撃はバレーボールで最も得点を奪い易い場面であり、ここでの決定力はとても重要です。

しかし、相手側からすれば最も避けたい場面です。ですのでレベルが上がるにつれて、崩されてもみすみすチャンスボールを返すということは少なくなります。

チャンスボールからの練習は自分たちの理想とする攻撃が出来るので、練習自体は楽しいです。しかし強い相手との試合ではそんな場面が何度も訪れることはなく、重要度はそれほど高く無い、という認識を持つべきでしょう。

ディグから

相手のアタックを拾い、そこから攻撃に繋げてブレイクを狙います。相手の強烈なアタックを拾うというディグ自体の難易度もさることながら、ブロックに飛んだアタッカーの切り替え・ディグに構えていたセッターの切り替え、セッターがディグをするケースの考慮など、様々な要素が絡むため非常に難しいプレーになります。

また、相手側得点し易い場面から、自チームの得点にするという、とても盛り上がるプレーでもあります。

そのため、ディグからの得点はテンションが上がり、充実感も高い得点となります。バレーボールをやったことがある方なら、わかりますよね!!

skeeze / Pixabay

トータルディフェンスを考える

この、トランジションアタックを成功させるには、選手ごとの純粋なディグ能力も必要ですが、ディグの難易度を下げるためにチームとしての約束事が必要です。

例えば、

  • 相手のアタッカーを限定させる
  • ブロックでコースを限定させる
  • 空いたコース(強打が来るコース)にディグが得意なプレイヤーを置く
  • フェイント、ワンタッチに備える

などです。

これらのチームとしてディグを成功させるための考え方をトータルディフェンスと呼びます。1つ1つ見ていきましょう。

相手のアタッカーを限定させる

強烈なサーブで相手のサーブレシーブを崩すことで、クイックを使い難くしたり、セッターがセット出来ないような場面を作ります。また、アタッカーがレシーブすることを狙い、アタック動作に移りにくくすることを狙うこともあります。

ブロックでコースを限定させる

ブロックは、ブロックポイントをするためだけのプレーではありません。ブロックによって相手のアタックのコースを限定することが大きな目的の1つです。

アタッカーはブロックされることを嫌いますので、優れたアタッカーほどブロックされないコースを狙ってきます。そして、次の狙い。

空いたコース(強打が来るコース)にディグが得意なプレイヤーを置く

ブロックでコースを限定させたら、空いたコースにはリベロなど、1番ディグが得意なプレイヤーを配置します。

あくまでも「ブロックがコースを限定させる」ことが前提となるため、チームとして意思統一を図る必要があります。「ストレートコースはしっかり閉じる(ブロックで防ぐ)ので、クロスにディグに入ってね」という決まりごとを定め、それを実行出来るように練習をしましょう。

フェイント、ワンタッチに備える

ブロックがきっちり機能すると、強打が来るコースは限定されます。すると、強打に備えるディガーの配置が決まるとともに、フェイントやワンタッチに対応すべく、他のディガーを配置します。

例えばフェイントに備えてブロックの裏に構えるディガー、ブロックが吹き飛ばされた場合に備えてディガー、など。強烈なアタッカーが相手にある場合は、後ろに大きく吹き飛ばされるため、エンドラインの外にディガーを置くこともあります。

トランジション・アタックに必要な技術

バレーボールには大別して6つのプレーがあります。サーブ・レセプション・セット(トス)・アタック・ブロック・ディグの6つです。トランジション・アタックに必要な技術を考えます。

サーブ・ブロック・ディグ

トランジション・アタックでは、まずトータルディフェンスにに必要な「サーブ・ブロック・ディグ」の技術が求められるます。サーブで崩して攻撃の選択肢を減らし、ブロックでコースを限定し、ディグの成功確率を上げること。まずはこれが重要です。

加えて、ディグが成功した後のプレーも重要になります。

ネットから離れたアタック・ハイセット

ディグをセッターにピタリと返すのは困難です。このディグの制度を上げることよりも、ピタリと返らないことを前提に攻撃を組み立てるべきです。

ディグがネットから離れても、攻撃参加するというアタッカーの意思統一、そして、斜め後ろから上がってくるセットを打てるようにする技術が必要になります。

ただし、こちらも難易度は高いです。現実的には、ハイセット(2段トス)をエースアタッカーに上げる場面が多くなるでしょう。そのためハイセットの精度とそれを打ち切るアタッカーの技術が求められるます。

セッターが一本目を触った場合

トランジションの場面ではセッターもディガーになります。当然一本目に触ることもありますよね。そのため、セッターがディグをした時にどうするかを考えておきましょう。

トップレベルでは、リベロがセットに入ります。ただし、これは一本目をアタックライン付近に上げて、かつ、リベロのセット技術が伴っているというケースに限定されます。

そのため、初心者〜中級者の場合は、前衛のセンタープレイヤー(ミドルブロッカー)に2本目上げるように指示することが多いです。このケースではクイックに入れないため、センタープレイヤーがセットするというのは合理的な判断ですね。

トランジションアタックとレセプションアタックを明確に区別する理由

ここまで読んできた方なら分かるかと思いますが、トランジション・アタックとレセプション・アタックとは必要とされる技術・スキルが異なります。

トランジションは「サーブ・ブロック・ディグ」のトータルディフェンスと、ハイセットからの攻撃が求められますが、レセプションはサーブレシーブからの組み立てとなります。一本目をセッターが触ることは、まずありません。

また、トランジションは(主に)ブレイクを取るためのプレーとなりますが、レセプションはサイドアウトするためのプレーです。

つまり、トランジションとレセプションを明確に区別することで、練習の目的意識をはっきりさせることができるのです。

用語を知り、用語の背景を知ることで練習効率が上がり、上達が早くなります。そして、指導者に言われた通りに練習するのでは無く、自分で考えてプレーすることが出来るようになるのです。

終わりに

長文にご付き合い頂き、ありがとうございました。今回は「トランジション」についての考察でした。

トランジションは非常に盛り上がる場面ですし、バレーの見所の1つでもあります。この記事はプレイヤー目線で書いていますが、観戦専門の人でも戦術の意図を理解すればもっと面白くバレーボールを観れるかと思います。

少しでも用語理解・戦術理解が浸透し、バレーレベルの底上げに貢献できれば幸いです。

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